「点描写③」と同様に、少しレベルの高い問題ですが、「点描写①」「点描写②」「点描写③」ができたら、「点描写④」も難なくこなせるはずです。複雑な図形や点の上を通らない斜めの線も増え、簡単な点描写では物足りなくなったお子様には最適です。
前半の問題はそれほど難しくはありませんが、一本でも間違えていると正しく描き写したことにはなりません。線の本数が増えているので、解答のチェックはきちんとしてください。
前半はそんなに難しくはありませんが、後半は難易度が上がります。点描写の総仕上げとして、ぜひチャレンジさせてみてください。このレベルの点描写が難なくできるようになれば、さまざまな能力の向上が目に見えて実感できるようになっているはずです。
後半では絵をモチーフとせず、複雑な線だけで構成された問題が出てきます。図形として認知しづらいので、図形認識に対する能力とともに集中力も必要ですが、それらの能力を鍛えるためには最適の教材です。
手や指は第二の脳と言われます。ヒトやチンパンジー以上の霊長類しか持ちえなかった指先能力は、知能の発達にも深く関わっています。ピグマリオン教育で重視する指先能力を鍛えるためには、点描写で必要になる運筆能力を向上させることも大事です。
毎日点描写をこなせば、知らず知らずのうちにこれらの能力が向上していきます。「もう一つの脳」を活性化させるためにも、ぜひ①から④まで点描写に取り組んでください。
点描写は、お手本の図形をそのまま描き写すだけの実に単純な作業なのですが、、毎日数ページずつこなすことにより、様々な能力、特に図形概念の能力の向上に抜群の効果があります。伊藤恭先生も、長年の経験から断言されています。
点描写は単純なのに効果は絶大なのです。子ども向けの教材でありながら、大人の能力向上や、学習障害(LD)児対策、老人の認知症対策などにも使えまず。子ども向けだと言わず、みなさんもぜひ一度点描写に取り組んでみてください。きっとその効果に驚かれることでしょう。
平面の点描写がこなせるようになったら、「点描写立体図形①」「点描写立体図形②」にもチャレンジしてみましょう。
知育玩具「ひももよう」とのご活用がおススメです。